多様な資金ソリューションを提供
ラサール インベストメント マネージメントは世界最大規模の不動産サービス・グループ、ジョーンズ ラング ラサール傘下の不動産投資顧問会社。
米国・シカゴに本社を置き、受託運用資産残高は約406億ドル。主に機関投資家の資金を世界の物流施設、商業施設、オフィス、住宅などさまざまなタイプの不動産に投資し、複数の不動産ファンドで運用している。
物流施設不動産投資の地域別ポートフォリオは米国が約6,400億円(メキシコを含む)、欧州が約3,200億円、アジア太平洋が約1,450億円。タイプ別では物流施設が20%弱、商業施設が20%強であり、物流不動産を「安定した投資対象」(中嶋康雄投資執行役員物流施設担当)として、主力の投資物件タイプの一つに位置づけている。
日本での提供サービスについて
日本法人は2000年の設立。2003年、江東区若洲で土地12,579uを取得し、物流施設の開発プロジェクトに着手した。そして昨年、物流不動産専門ファンド「ラサール日本ロジスティクスファンド」を設立。同ファンドでは2年間で1,800億円を投資し、関東、関西、中部の大都市圏など物流ニーズの高い地域で施設を開発していく計画。
施設の開発形態は、特定テナント向けオーダーメード型施設「ビルド・トゥ・スーツ」、複数テナント向けの汎用型施設「マルチテナント」の2種類。既存施設を買収し、元所有者に賃貸する「セール&リースバック」も行っていく方針。立地も含め高品質・高付加価値の施設に限って投資しており、テナントとの契約期間は5〜20年。
若洲の物流センターは2004年3月に竣工。延床面積25,051uで、テナントはナカノ商会(本社=千葉県市川市)。市川市では36,010uの敷地に日本通運向けに延床面積66,297uの物流センターを建設した。竣工は2005年9月。柏市の施設は敷地面積59,479u、延床面積約148,451u。マルチテナント型で開発しており、2006年6月に竣工した。
ニーズの変化への柔軟なサポート
中嶋氏は「ラサールは不動産投資のプロ」と語る。不動産投資・開発のノウハウを持ち、グループも含めるとプロジェクト管理、施設管理などのプロフェッショナルを多く抱える。こうしたノウハウの結集である不動産投資・開発を支えるのが、資金力。多様な調達ソースを持ち、案件により適切な資金提供が可能。
「あくまでも荷主・物流企業が主役であり、荷主・物流企業に資金ソリューションを提供するのが本業」であり、市場の動向や顧客の希望により、さまざまな資金プログラムを組み立てる。現在起こっている物流業界の変化、物流施設に対するニーズの変化に対し、資金的なサポートを行っていく考えだ。
グローバルな事業展開
ラサール インベストメント マネジーメントは、物流不動産セクターへの投資をグローバルに展開しており、これまでの同セクターの運用資産残高は約5,000億円以上、管理面積は約662万u(約200万坪)を超えています。
この中には、カリフォルニア州公務員退職年金基金(CalPERS
、全米第1位の資産規模を誇る公務員年金基金)との合弁事業会社CalEast Industrial Investors,LLCによる運用資産も含まれています。
日本国内では同ファンドの第1号物件として千葉県市川市に塩浜物流センターを建設中のほか、2004年3月には東京都江東区若洲で物流センターを竣工し、運用しています。
ラサール インベストメント マネージメントについて
ラサール インベストメント マネージメント インク(本社 米国イリノイ州シカゴ、CEO リン・サーバー)は、1999年、当社の前身企業でシカゴに拠点を置く上場企業で不動産投資顧問業のリーディングカンパニー「ラサール
パートナーズ (LaSalle Partners) 」(*1968年/米国シカゴで設立)とロンドンに拠点を置く総合不動産業のグローバルカンパニー「ジョーンズ ラング ウートン (Jones Lang Wootton)」 (*1783年/英国ロンドンで設立)との合併により設立された世界最大規模の総合不動産カンパニーグループであるジョーンズ
ラング ラサール インク(ニューヨーク証券取引所上場略称:JLL、世界50ヶ国に100以上の拠点、総従業員数:19,300人以上)グループの中核に位置する企業です。
世界規模で私募・公募、デット・エクイティのあらゆる不動産投資活動をしており、受託運用資産残高で406億ドル以上の規模を誇る世界トップクラスの不動産投資顧問会社です。(2006年9月末現在)